泊り込みでTRPGを遊びたいなら秋の「JGC」が有名ですが、アマチュアによる宿泊型TRPGイベントもあるんです。それが「TRPG文華祭」！　TRPG日本上陸25周年を祝っての初開催から9回を数える、息の長いイベントです。プロのTRPGデザイナーや作家の皆さんと、同じゲーム好きとして遊べる貴重な機会でもあるんですよ！

GM希望者のセッション説明を聞いて、参加者が希望の卓を表明する、文華祭のセッション募集（写真は昨年のもの）。プロ・アマ関係なしの真剣勝負だ！

第9回「TRPG文華祭」の開催が3月19～21日と間近に迫ってきました。一言で言えば、文華祭はよりコンベンションに近いイベントです。当日、GMに立候補したゲストや参加者が思い思いのTRPGを取り上げ、その場で参加者を募ります。

ゲストとして招かれているのはプロのTRPGデザイナーや作家の皆さんばかりなのですが、特に優遇ルールなどがないのもこのイベントの特徴です。GMに立候補しても人が集まらなかったり、逆に参加者として手を挙げても望んだゲームに参加できないことも珍しくありません。本当にプロ・アマの垣根がなく、ゲームを楽しむ場なんです。

ちなみに、今年は例年と異なり、6月ではなく3月、1泊2日から2泊3日と開催日が増えての開催となりました（1泊参加も可能）。実は2011年以前はこの形式で開催されていたのですが、会場確保の難しさから1泊2日形式にしてきたという経緯があるそうです。今回の形式が本来の「TRPG文華祭」というわけです。

2泊3日をフルに使って、セッションは4回、その他にトークイベントも2回という盛りだくさんな内容が予定されています。もちろん、文華祭では公式セッション以外の自由時間に、セッションを募ったり、ボードゲームを遊ぶのも恒例になっています。また、同好の士とアルコールを交えて趣味の話題に盛り上がるのも楽しいですね。そんな文華祭の開催概要、申し込みページのURLを下記にまとめましたので、興味ある方はぜひご覧ください。

ちなみに昨年6月に開催された第8回も大いに盛り上がりました！　当日は本サイト記者も参加し、TRPGはもちろん、生のLARPゲームを間近で見学・体験できるセミナー（講師のレイムーンLARPさんには当サイトもインタビューしています。興味がある方はこちら！）を楽しませてもらいました。「文華祭に行ったことがないけど興味がある」、そんな方は前回のレポート記事（JGCの他にもあるよ、宿泊型コンベンション「TRPG文華祭」を（今更）レポート！）をぜひご覧ください。プロ・アマ、新旧のTRPGを忌憚なく楽しめる場が、ここにありますよ！

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