ゲームマーケット2018春が本日、5月5日から開催されました。アナログゲーム人気の拡大を受けて、昨年秋から2日間開催と規模も拡大。今回も5・6日の2日間で約700もの企業・同人ブースが出展します。コミックマーケットと似ているようですが、ゲーム主体とあって体験スペースを併設した出展が多く、その場でゲームの魅力に触れられるという点は大きな違いと言えるでしょう。

さらに、趣向を凝らした特設ブースも見逃せないところ。今年は、公式の商業TRPG体験会「TRPGフレッシュフェス」をはじめ、クトゥルフ神話をテーマとしたリアル謎解きゲーム、プロ雀士とも対局できる麻雀、家族で遊べる遊戯スペースなどが用意されています。

クトゥルフ神話をテーマとしたリアル謎解きゲーム『湖底から忍び寄る死者の影』は1日5回開催ながら、毎回行列ができる人気ぶり

ちなみにTRPGフレッシュフェスは6日のみの開催。最近発売したばかりの『クラヤミクライン』『トーキョー・ナイトメア』をはじめ新旧のゲームが楽しめるとのこと。『のびのびTRPG』などの短時間ゲームを遊べる30分卓、TRPGのPC作成などを楽しめる60分卓、セッションを楽しめる150分卓の三種類のコースがあります。特に150分コースは、有料ながら毎回すぐに参加者が埋まってしまう人気コーナー。目当てのゲームがある方はお早めに!

◆TRPGでおなじみの2社も出展

TRPGファンにはおなじみのグループSNEと冒険企画局の2社も、ゲームマーケットの常連です。

グループSNEの新作の1つは、ソード・ワールド2.0の世界を舞台に空での冒険を繰り広げるボードゲーム『ソード・ワールド2.0 ファンタスティック・フライト』。プレイヤーは飛行船のオーナーとなって、蛮族王を退治したり、空賊王を目指したりと多彩な冒険を楽しめるようです。

昼から早くも完売が出ていたグループSNEブースで笑顔の安田均社長

新作の1つ『ファンタスティック・フライト』の試遊卓では、SW2.0ファンと見られる参加者も多く、今までにない遊び方に驚きの声が上がっていた

また、『シャドウレイダーズ』は、プレイヤーが三陣営に分かれて、自陣営の勝利のために駆け引きをする正体隠匿型ゲーム。こちらは5日お昼には完売という人気ぶり! 6日分の在庫もあるとのことなので、いち早く入手したい方はチャンスです。

完売した『シャドウレイダーズ』の他にも多数の新作が並んでいた。どれも気になる作品ばかりだ

冒険企画局では、ニコニコ超会議での先行販売でも話題となった『サムライブレイド』。かねて同人作品として頒布された人気作品が、商業作品として堂々再登場。神話から続く、破壊の権化「逢魔」と人との闘い。PCは現代のサムライ「魂魄士」となって、花札を駆使して、逢魔の陰謀や脅威に立ち向かうのです。

冒険企画局ブースで販売された『サムライブレイド』。かねて広報されていただけに待ちかねていた人も多いことだろう

『サムライブレイド』は試遊卓も。チェス駒を使い、緊張感ある戦闘が展開されていた

もう1つは、アナログゲームを横断的に取り扱う雑誌『オールゲーマーズ』。TRPGやボードゲーム、リアル謎解きゲーム、インプロなど、多彩なジャンルの旬な話題を取り上げた内容は、TRPGファンのアンテナも強く刺激するでしょう。

『オールゲーマーズ』をはじめ、冒険企画局のTRPG・ボードゲームなど多彩な作品が並ぶ

◆趣向を凝らした大型ブースも

ゲームマーケットの巨大化に合わせ、商業ブースでは大型展示も増えています。どれも見た目にもインパクトがあるものばかり。一部を写真でご紹介しますね。本日も17時まで、明日6日は10時から開催していますので、ゴールデンウイークの締めくくりに足を運んではいかがでしょうか?

『惨劇RoopeR』『桜降る代に決闘を』のBakaFire Partyは専用の大型ステージでデザイナーや声優が登壇

アダルトで怪しげな雰囲気で目を引いた『プライバシー日本語版』のブース。その奥には何が……(ボードゲームカフェ・ディアシュピール)

TCGの王道『マジック:ザ・ギャザリング』の無料体験会も終始参加者が絶えない人気ぶり。デッキやプレイマットなど豪華なプレゼントも

◆開催概要

開催日:2018年5月5・6日(2日間開催)
開催時間:10:00~17:00
場所:東京ビッグサイト西3・4ホール
入場料:1000円(税込)※小学生以下は保護者同伴で入場無料、中学生及び高校生は学生証の提示で入場チケットが無料に
公式サイトhttp://gamemarket.jp/


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