TRPGを遊んだ! 楽しかった!! この気持ちを誰かに伝えたくてたまらないぜひゃっほい!!

という事は多いですね。私はそういう気持ちになったときにレビュー記事を書くようにしています。じゃあ実際、レビュー記事を書く時に気をつける事って何でしょう。一つ一つ紹介していきますね。

勿論、レビュー記事で「何を伝えたいのか」は人それぞれです。参考程度にしてくださいね!

そもそもレビュー記事を見る人はいるのか?

これは「確実にいる」と断言します。どんなに有名なTRPGシステムでも、それに初めて触れようとする人というのは確実に一定数います。実際、当サイトの上位には常に「キルデスビジネス」のレビュー記事があります。

最適化されたTRPG「キルデスビジネス」レビュー

投稿されたのは去年のJGC後で、それから定期的にサプリメントは出ていますし、ちょこちょこと話題になっている関係で、興味ある人が常にいたのでしょう。

ネガティブなレビューはそもそも書かない

私は、批判的なレビューを書かないように心がけています。ポジティブで楽しかった、という感想を記事にしたいという気持ちで書いているので当たり前なのですが、ネガティブな記事を見た人は「このサイトはこんな記事ばっかり書いているのだろうか?」と思われる可能性がありますし、いわゆる炎上のような事態も起きかねません。

どんなシステムでも、「そのシステムが好きな人は居る」と考えると色々と平和です。

他のシステムと比較しない

「○○のルールと比べると、ずっと簡単です」と書くのはとても楽ですが、読んでくれる人がその「○○」を遊んだ事がないかもしれません。もしそうだった場合、その人はこの箇所で記事を読むのを辞めてしまいます。理解できない文章を読むこと以上に大変な事は無いのです。

ただ、記事の都合上どうしてもそういった比較がしたくなることもあります。本当にその比較が必要なのかどうかを一旦手を止めて考える事をお勧めします。

そのシステムで何ができるのかを最初に添える

記事の導入では、そのTRPGシステムで何ができるのかを紹介します。

インパクトだけじゃない! バランスと楽しさがある「ゴリラTRPG」

ネット上で無料公開されているTRPGシステム「ゴリラTRPG」、PLはすべからくゴリラとなり、色々な世界をゴリラとして冒険するゴリラづくしのシステムです。

そのぶっ飛んだルールやコンセプトに目が行きますが、TRPGとして中々の完成度を持った油断ならないシステムでした。詳しくレビューしていこうと思います。

一行目でシステムの簡単な解説とインパクトを狙い、二行目では続きを読んで貰えるように煽りつつもこの記事が何なのかを説明しています。

「え!? 皆ゴリラになって遊ぶTRPG!? どういうこと!! しかもネタだけじゃなくてちゃんと遊べるの? 気になる!」

と思ってくれると良いなと考えてこの文章にしました。

そのシステムで何ができつつ、そしてどんな興味を刺激できるのかを想定した導入分になるといいですね!

特徴的な部分

どんなシステムでも、変わったルールや独特な世界観があります。その部分をじっくりと紹介します。

こんなルールがある、こういった世界観で遊ぶ事が出来るよ! という「推し」を徹底的に取り上げていく感じですね。これは実際にシステムを遊んだ時の興奮をそのまま文字に落とし込めればなおいいかなと思います。

全体的なバランス・まとまり

そしてルールや世界観の説明しつつ、それらが実際どのような影響をセッションに与えるのかを説明します。ロールプレイを円滑に進めるためのルールになってるとか、世界観を自然と受け入れることができる仕組がある、などなど。自分の感じた「ここが凄い!」という所を指摘していきます。

指摘する所は指摘する

どんなシステムでも粗はあります。そこはしっかりと指摘していきましょう。冷静にシステムを評価するのはとても大切です。ここは良いけれど、ルール記述がページを跨がっている事が多くて参照が大変だったり、索引が使い辛かったり。これからそのシステムを遊ぼうとする人たちにとって、それらは大変重要な情報となります。

読む人たちの疑問を解消できる。そんな記事になるように心がけます。

自分の感情を素直に表現する

このシステムのここが楽しい! こういう事があって興奮した! そんな感情を文章に織り交ぜつつ、「こんなに楽しいからお前も遊ぼうぜ!!」というメッセージを載せることが出来たなら、私個人としては満点な記事かなと思います。

なんだかんだ言って、そんな感情的な文章に人は動かされる事が多いと私は考えています。

リプレイは別

レビューとリプレイは別にしましょう。レビューといいつつ、遊んだときのリプレイをやってしまうと、「どんなシステムなのか気になってやってきたのに、リプレイじゃんこれ」となり帰って行ってしまいます。どうしてもリプレイをやるなら「リプレイ風紹介」とタイトルを変更したり配慮するようにしましょう。

読んで貰えない記事には、読んで貰えない理由がしっかりとあります。

タイトルには「感想」「レビュー」等をしっかりと入れる

記事を書き上げたらタイトルです。TRPGシステムの名前は勿論、その後に「感想」や「レビュー」と入れましょう。あとできれば一言キャッチーなフレーズも添えて。その記事がどんな内容なのかをギュッと圧縮されたタイトルにしてください。

検索してやってくる人がタイトルを見て「お、読んでみよう」とクリックしてくれる、そんなタイトルです。


さて、色々と書きましたが、私は大体こんな事を常に考えて記事を書いています。1つの参考程度になればうれしいなーって思います。

貴方のサイトを素敵な物にするために、ガンバって良い記事を書き上げてくださいね!


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