ロシアンルーレットコンベンション
そんなわけで参加してきました、ろしコンですが、やっぱりどう転んでもカオスにしかならないんですね。いいですよ、こういうの。大好きであります。

ゆるゆると集まる参加者に向けて、主催者の灰色さんよりソードワールド2.0 ルールブックⅡ改訂版が出た事が宣伝されます。

ちょうどその日発売だったのですね。小さいかばんだったのでとりあえず購入は保留しましたが近々ゲットしようかと思います。

運命のダイスロール

ろしコン名物の卓決めが開始されます。が、その前に。

灰色:今日の参加者さんで初心者枠の人がまあいないので、PL参加者の人が当たったらGMさせちゃおう。

皆:ちょwwww まじかwww

PL参加で完全にのほほんとしてたので、冷や水ぶっかけられた気分でした。とりあえず会場であるR&Rステーションさんのルルブコーナーへと向かい、自分に出来そうなシステムを探します。が、もちろんそんな都合よいものもあるわけではなく。時間切れでダイスを降らされます。

結果は21。

私:ひっく!

灰色:大丈夫だって。誰かは一桁必ず出すから

言葉どおり99出す人や一桁を引き出す人が現れ、見事GMになる事故は免れました。次回はしっかりと準備してこようと心に決めたのでありました。
成立した卓は三つ。私は灰色さんの深淵卓に参加となりました。

灰色:aoringoさんと多いねえ。

私:ねー。

なんてほのぼのとした会話をしたわけでありますが、遊ぶシステムはダークファンタジーTRPGである「深淵」です。

ダークファンタジーという通り、色々とえげつない事が起こるようで、その事を灰色さんに説明されます。

キャラクター作成はなく、テンプレートから自分に合いそうなものをチョイス。

そのテンプレートキャラクターにいくつかの運命が強制的に紐付いていき、それぞれの目的を達成するために行動する感じのようです。

その他いくつもの注意事項の説明を受けて、いざ、セッションが開始されるのでした。

キャラクター作成

プレイヤーは三人。

まず最初、女性の方がチョイスしたのはテンプレート「少女」。運命札によって生えた設定により、腕に焼印を押されてふるさとを追放されています。そして予言という運命を抱え込んでいます。

もう一人、男性の方がチョイスしたのはテンプレート「傭兵」。こちらは魔族「風の公女ビスケール」に魅入られてしまい、片目が鏡、片足が龍の鱗になってしまいました。さらに。

灰色:あー、これかー。これかー。

男性:え? 何ですか?

灰色:はい。このセッションは、これからの目で、セッション開始と同時に終わる可能性があります。

皆:wwwwww

そして出されるカード五枚。

灰色:はい、数字を全部足してください。

男性:15です!

灰色:貴方の時間が15年経過しました。

男性:おう・・・。

深淵でのキャラ寿命は基本50年。そしてこの結果によってこの傭兵の年齢は43歳となってしまいます。あと七年で死ぬ!

灰色:ヨカッタイキテタネ。

男性:ウンヨカッタ

最後に私のキャラですが、選んだテンプレートは「狩人」となりました。不幸の運命をまず背負ったまではまだ良かったのですが、恋人を自分自身で殺して捧げ、魔族「盾の公女リグレイ」と契約を結んだ存在に成り果てました。心臓が体外にあるため胴体へのダメージを通さず、骨の鎧を作る事ができ、体自体も強靭になります。まあ恋人を殺したってチョイスは私が自分でやったんですけれどね。腰には羽が生えているのを血まみれのボロ服をまとっています。

そして私が殺したのはパルガの娘。「バルガ」は黒衣の公女バルガ、という魔族だそう。この時点でもうボスにしかなり得ない感じですね。

灰色:貴方はそういう運命を背負ったので、良心に苛まれながら行動しなければなりません。

私:自分の恋人を殺しといていまさら良心もないと思います。

灰色:まあ仕方ないよね。そんなわけで、セッションを開始しまーす。

皆:はーい。

シナリオパート

 故郷を追われて森へと入った少女「アン」は突然カラスに追われる。逃げ惑うアンであるが、カラスが集まり人へと変化する光景を見て腰を抜かしてしまう。
 お互いに簡単な会話が成された後、宗教者のような姿をした人物は、アンへ「龍の足と、腰から羽を生やした奴に注意しろ」との忠告と共に黒い短剣を渡して姿をけす。
 そこへ声を聞きつけた傭兵「キャラハン」がやってきて少女と合流。なぜか息切れする自身の体と、そんな彼を見て驚く少女に、自身が急激に年をとったことを理解するのであった。

アン:「あなたはどうしてこんなところに?」

キャラハン:「おおそうだ。この付近で連続殺人事件があって私はそいつを探していたんだ」

私:あ、そんな感じなんだ? じゃあ被せますわw

キャラハン:wwwww

 狩人「グリーンマン」は魔族リグレイの指示を忠実に実行していた。自身をさらに強化するために、自分の第二の心臓を探すために。森に生息する動物や、迷い込んだ人の心臓を抜き出し実験を繰り返していた。
 そしてそれは成功する。死体は起き上がり、ゾンビとなって付き従う。そんな中で、新たな”獲物”が森の中にはいったことを察知した。
 駆けつければ、そこには自身の衰えに戸惑う男と、どうしようかと迷っている少女の姿があった。
 グリーンマンはゾンビを周囲へと待機させ、何事もないように彼らへと近付くのであった。

グリーンマン:ニコニコしながら近付きつつ、「おや、こんなところに人が居るとは珍しい。ここは注意して歩かなければいけぬ不思議な森だ。早く抜け出た方がいい。お前たちもここが不思議な事はもう気づいているのではないか? 私は、狩人。ここの、ことは、誰よりも、詳しい。」

アン:えーw うーん「詳しいと言えるほどここにずっと居るの?」

グリーンマン:「そうだ。私はここで獲物を狩り続けて何年も経つ。見ろ、こやつの体を」と言いつつキャラハンを指して「下手に歩けば、この者のように時間がどんどん流れるだろう。あと数刻もすれば骨となるやもしれぬ」

キャラハン:そこまで言われればあやしすぎるので察知したいですなー!!

皆:wwwww

グリーンマン:えー?w 狩人なのにー怪しくないのにー。

皆:いやいや怪しいでしょ。

 キャラハンは魔力感知によってグリーンマンに渦巻く魔力と、皆の周囲を囲んでいるゾンビの存在をなんとなく察知する。さらに、アンは忠告を思い出して二人の男に体の部位について尋た。
 グリーンマンは自身の体が森による呪いであると説き、再度森の外へと誘うのだが。怯えたキャラハンと警戒心を高めるアンはそれを拒否して森の奥へと入ろうとするのだった。

グリーンマン:「”私”は構わないのだが。本当に案内せずともよいのかね?」

アン:「故郷を追われた時から覚悟を決めているわ。例え骨になろうともそれが私の運命。受け入れる覚悟は出来ている!」

グリーンマン:「そうか。残念だ。本当に、残念だ。骨になるなんて、そんなの、本当に、もったいない・・・」と笑みを称えて二人を見送ります。

皆:www

グリーンマン:あとはそうだなあ不幸だからー、「どのみち私の策は外れるのだ。私は狩人、追うのは慣れている」といいつつゾンビを気づかれない位の距離を保ちつつ尾行させるよ。

 その後、森の奥へと進むキャラハンとアンの前に退魔師が現れ、キャラハンにある魔族の印を発見。退魔師は黒剣を抜き取り、キャラハンを殺そうとするも、キャラハンの懇願とグリーンマンという危険な存在がいるという話に耳を傾け始めた。
 一方、ゾンビからその様子を見ているグリーンマンは、獲物が増えた喜びと敵が増えた不快感で一計を案じる。

キャラハン:「ここに入った二日ばかりでこのような姿になってしまった。私は本当に普通の男なんだ!」

退魔師:「そうは言われてもな。私はごまかされないぞ。貴様の足を見せてみろ」

キャラハン:足をぺロリ、龍の鱗。「な、なんじゃこりゃー」

グリーンマン:はい、はーい。ここでゾンビが草むらから出てきて、キャラハンに向かってかしずくよっ!!

皆:な、なんだってー!www

 慌てふためき身の上に涙があふれ出てくるキャラハンに、囁く声がする。
 そこには風の公女ピスケールの姿があった。

 ――力が欲しくば寿命を私に捧げるのだ――

 キャラハンは力を欲し、そのためには自身の寿命を捧げると声を上げた。が、そのためには彼の寿命はあまりにも短すぎた。

 ――貴様の枯れた命など誰が居るものか。そうだな、私の嫌悪する奴が近くに居る。盾の公女リグレイ・・・その下僕。奴を殺せば貴様に力をくれてやろう――

 胸に狩人の顔が横切る。もしやあいつが・・・。
 そうと決まれば。

 キャラハンは退魔師に再度懇願し、自身の証明のためにゾンビをほふって見せる。短いながらの共同戦線が成立した瞬間である。途切れ行くゾンビの視点からそれを認識し、グリーンマンは静かに行動を開始するのであった。

グリーンマン:というわけで夢歩きと、罠をしかけたいです。

皆:うえーw

GM:それじゃあまずは夢歩きねえー。

 グリーンマンが罠の準備をしていると、脳裏にイメージが浮かぶ。自らが信望する盾の公女リグレイが現れたのである。彼女は必死に何かを訴えている。グリーンマンはそれがただならぬ事ではないと気づき、必死に声を聞こうと注力する。

 ――早くあれを排除しろ。あれを、あれを――

 ――あの黒剣を――

 グリーンマンは瞬時に理解する。あの黒剣、対魔師。早くあいつから心臓を抜き取らなければ、と。

GM:そして罠が発動するわけですね~♪

グリーンマン:どんなのにしようかなー。じゃあこんなのだね。

 森の奥へと進む面々。

 突然辺りが白く濁り始めた。
 濃い霧の中で、お互いの姿さえも見失ってしまう。
 アンは赤い、赤い実を見つける。とても美味しそうだ。甘い香りも漂ってくる。
 長い緊張状態からか、それとも甘い物には勝てないか、それを口にしてしまう。
 その瞬間、彼女の命はそこで潰えた。

GM:というわけで、アンは罠にはまりました。ここで、アンのテンプレートが変わります。アンの運命は「予言」です。ここで、運命がオープンになります。「・・・お互い全てが偽りなのだ、真実などありはしない。今こそ密やかな企てが形となる」

グリーンマン:おお?

GM:というわけで、ここでアンのキャラクターシートが変わります。これです。貴方はアン=ルハーブという名前になります。

アン:名前が変わっちゃったー。

GM:貴方の中には、今まで入れ替わろうとしている存在が”いました”。それもグリーンマンの罠がキッカケによって成就されてしまいました。ルハーブとは、魔族の蒼き死の公女ルハーブです。これで盾の公女リグレイ、黒衣の公女バルガ、風の公女ピスケール、蒼き死の公女ルハーブと出そろいましたね。

皆:おー。

GM:ちなみに、彼女たちの相性は最悪です。お互いが大嫌いです。

皆:wwww

GM:さて、それは置いておいて、もう一個罠が発動します。

グリーンマン:はい。

 対魔師は犬をつれている。それがそのまま慢心へと繋がったのだ。パートナーへの信頼、複数でいることへの安心。本人がどれだけ冷静で冷徹だとしても、人は群では力を抜く。狩人は誰よりもそのことを知っていた。恋人をも殺し捧げてみせるグリーンマンには。
 地面からのスケルトンの群れに、犬はなすすべもなく埋没する。それはそのまま対魔師本人の油断となった。
 矢が体を突き抜けた感覚とは、一体どのような物だろうか。グリーンマンがそれを知る事はこれからも無いのだろう。

GM:そういう訳で、対魔師は自身の油断が原因で死んでしまいました。霧が晴れると、一人は魔族になっているし、

キャラハン:一人は胸に矢が刺さって死んでいるわけですな?w

GM:スケルトンもいます。

アン:「有象無象が私の邪魔をするなどと!」

グリーンマン:こえーw

キャラハン:じゃあ私はこの光景を見て、アンを助けようと、注意を引くためにスケルトンに突っ込みますな。「うわー!!」

皆:つっこむんだ?!

 反動を受けながらもスケルトンにタックルするキャラハン。その一悶着にアンのイライラは増す。

アン:「スケルトンやらゾンビやら・・・。不快な事この上なし。何故私が彼奴等に突撃せねばならぬのか! 我が剣があれば容易い事よ!」

GM:ちなみにそのねーちゃん怖いから。一振りでキャラハンごと吹っ飛ぶよ。

キャラハン:望む所よ!

 キャラハンの手持ちのカードは無く、回避も防御もする事ができない。

GM:それでは山札からのカードが7枚がダメージとなります。

グリーンマン:あ、これ死んだ?

キャラハン:いやーこれが仕事ですから!(良い笑顔)

GM:ふーんふんふん。さて、アンの剣は魔剣です。効果は「即死」、一撃でも食らったら、能力【意思】で判定をして貰います。失敗したら、私がこのセッションで一番ひどい事を言います。

キャラハン:はい!

GM:では、判定値20でどうぞ。

キャラハン:(コロコロ)あー。まあどうしても届きませんわな。

GM:はい、貴方は死にました。

皆:wwwww

キャラハン:悔いは無い!

 スケルトンと、そしてキャラハン。彼らは魔剣による一降りによって赤い霧となり、文字通り霧散した。

グリーンマン:赤い霧w とりあえずそんなわけで一対一になりますよねー。

GM:それでは戦闘に入りましょうか。

グリーンマン:「せっかくの得物を。貴様・・・」

戦闘パート

 姿を現したグリーンマンと向き合うアン。
 少女は魔剣を構え、狩人は体中を骨で覆う。
 もはやこの場に「人」はなく、あるのは有象と無象のみ。

GM:そういうわけで戦闘でーす。

皆:はいなー。

GM:行動値が大きな方が先攻です。グリーンマンが18、アンが14なのでグリーンマンが先攻ですね。あと、このにーちゃんは骨の鎧を着こんでいて、心臓が外に出ているのでムッチャカタイマンです。

グリーンマン:けどあの魔剣即死でしょ?

GM:うん☆

グリーンマン:ぐぬぬ・・・。

 グリーンマンは服を脱ぎ捨て、体中の骨という骨を隆起させる。一回りも二回りも大きくなる体。
 見上げる形となるアンは、しかし一寸の怯みもありはしない。
 お互いの間にあるのは、敵意のみ。どちらかが死ぬまでこの戦いは続くのである。

 そしてアンはグリーンマンの瞬時の隙を見逃さなかった。服を脱ぎ捨てる、というその一瞬すらも!
 魔剣の一降りはどこまでも伸びて彼を襲った。
 音速に迫るようなその剣迫に、グリーンマンは内心の動揺を飲み込んでどうにかそれを避ける事に成功する。が、切り替えされた二撃目が襲う。

グリーンマン:きついんだけどー!! なにその魔剣ー!(ここまででカードを出したりロールプレイをしまくったりと色々と疲弊)

GM:いひひひひひw

アン:はいー。16! グリーンマンの行動値へは2足りない。

GM:寿命を削っても良いのよ。あと縁故値。

アン:えーっと、予言の縁故を使います。「予言を成就するために、こいつを必ず倒す!」これで1オーバーかな!

グリーンマン:うん、んー、それじゃあ攻撃喰らってあげるわ。

GM:おお、「喰らってあげる」ぅ。

皆:wwwww

 魔剣による圧力は凄まじいものがある。腕はしびれて弓を取り落とし、衝撃によって気が一瞬遠くなるほど。

グリーンマン:精神を少し削りつつもまあこれは切り抜けてー、意思力で判定?

GM:だね。

グリーンマン:コロコロ、3。意思と合わせて6。判定値は22か・・・あと16? 遠っ。

GM:だねー。

グリーンマン:まず、パルガの娘、恋人の縁故を使い「お前の仇敵、必ずや倒してみせる・・・」これで5、さらに盾の公女リグレイの縁故へと「黒剣についての失敗、必ずやわたくしが自ら拭いさりましょう」といって10、寿命が二つ減って、数字は16、あと6か。

GM:んふふふーw 寿命も使えるよー。

グリーンマン:ぐぬw 狂気への縁故「一つは土に、一つはそこに。・・・しかし。得物を消した恨みは決して許しはしない」と言うことでこれで18となります。あとは寿命ブースト!

GM:おー。これで死ぬのは免れたわけだ。はい年増やしてねー。

グリーンマン:きついッ・・・・これはきついですぞ!

 しかしそれに構っても居られない。飛び上がるように起き上がり、グリーンマンは斧を手に体勢を整えた。もう目測を誤りはしない。

グリーンマン:というわけで私の攻撃なんだけれど、さっきの回避一幕だけで結構時間使ったよね。

GM:使ったね。

グリーンマン:二十分くらい? 一個言って良い?

GM:いいよ。

グリーンマン:受けに回りすぎて攻撃の仕方忘れちゃったんだけど!!w

皆:wwwwwwww

 グリーンマンの攻撃はアンを的確に捉え、血を流させる。しかし、一つ、二つと切り刻んでみても彼女の眼差しは揺れる事なく彼を捉えていた。
 これが人成らざる者の瞳か! グリーンマンは、是非ともこの心臓が欲しいと狂気に高ぶる。

GM:攻撃は当たったけれど殺しきれなかったね。今生命力は―5だから、あと5あれば殺せてた。

グリーンマン:死ねー。死ねー。

GM:

アン:呪詛がw

GM:というわけでまたアンの攻撃だね。

グリーンマン:あーうー。て、手札で回避・・・。

GM:手札結構大事だよ?

グリーンマン:けど頼みすぎてそろそろパルガとリグレイに見放されると思うんだ・・・。

皆:wwwww

GM:俺そんなに酷く見える?w

グリーンマン:いや、私なら許さないなーって。

皆:wwwwwww

 互いの全てを賭けた攻防は延々と続く。互いに信じる者の名を呼び、寿命を削り、思いに身を馳せ、呪詛を吐き出し。
 しかし、運は結局グリーンマンを救わなかった。不幸の二文字が頭の上でファンファーレを鳴らす音を、彼は確かに聞いたのだ。
 振り下ろされる剣は、それ以降の彼の思考を許しはしなかった。

グリーンマン:もうカードも無いし避けられないよう。さっき殺し切れてればなあ。

GM:あと5で殺せてたのにねーw じゃあ魔剣でカード7枚分の効果を受けます。

グリーンマン:反則だってー!!

皆:wwww

GM:まず、武器を落とします。

グリーンマン:まじかー!!(さっきは弓を落とした)

GM:手札を-3枚・・・そして!! 出ましたっ!「紫の八弦琴」~♪ 生命力-50! 叙事詩に残る一撃です。

グリーンマン:げふぅ! 普通に死んだ! 魔剣関係なく!!

GM:これは歴史に残るくらいなので、森がなくなりますね。

グリーンマン:なん・・・だとっ。

GM:そして、生命力-5のアンは重傷です。0以下は回復しないと戦闘終了と同時に”死に”ます。アンは一人なので?

アン:死にました。

キャラハン:悪は滅びた!!

グリーンマン:世界の平和は守られた!!

アン:w 「私も運命に躍らされた道化の一人、か」といって事切れましょう。

皆:おーwwww

 森が跡形も無くなるほどの尋常じゃ無い一撃。アンは一人、その中心にたたずむも、剣を振り切った形のまま崩れ落ちる。
 彼女の最期の表情を見た者は、誰一人として、いない。

エンディング

 グリーンマンの姿は微塵となって消えた。
 しかし、彼の心はリグレイと、そしてパルガ共にある。
「我が体がなくなろうとも、必ずや我はまた大地を移ろうのだろう」
 ――さあ、心臓を捧げよ。
 アン=ルハーブは物思ふ。
「嗚呼、我が望みが。しかし我は滅びぬ。成就の時がしばらく伸びただけのこと。予言は変わらぬ、変えられぬ。・・・変えさせもせぬ。それまでは、いまはただ、眠ろう」
 ――ああ、次は私は何になっているのだろう。

GM:どっちもめちゃくちゃ悪役じゃねーか!

二人:えーw

キャラハン:じゃあ次は私ですな。私のはGMの助けが必要なのですがっ。

GM:おー? ふんふん。「なんだ、お前は最初から最後まで役にたたないな」と、青い鎧の女が貴方に語りかけているように聞こえます。

キャラハン:ww 「これもまた私の人生よ。ただし、風の公女へと立ち向かったのが私の唯一の生きた証よ!」という所ですかね。

GM:「無様な」

キャラハン:「このようなものよ」と言いながらたゆたいながら消えていくんでしょうね!

皆:ろくでもねーw

キャラハン:いやいや! これで満足ですよ私は!!

GM:・・・・というわけで、これでこのセッションは終了です。

皆:お疲れ様でしたー!

感想、そして二次会へ、そして

というわけで初めての深淵は中々に楽しかったです。最終的に森が吹っ飛ぶのも含めて色々とドラマチックでした。少し行動が慎重になってて三十分アニメの小悪党のような存在になってた感じがしないでもないです。

次の機会があればもっと思い切ったプレイをしたいと思うのでした。毎回思ってる気がして毎回暴走への着実な一歩を歩んでいる気がしてなりません。

二次会では各々の話で和気あいあいと和やかに進行した感じでしたよ。強めなお酒も入ってどっかの灰色さんが喋りまくってましたが。

そして前回同様、三次会が幕を開けるのです。

記事も長くなってきたので、別に上げるとして。楽しい楽しいロシアンコンベンション。今から次回が楽しみです! と今更すぎる援護射撃で今回は閉じようと思います。


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