悪くない場所RPG

昨夏にアートスクールの卒業作として発表され、ネットで議論を醸した「悪くない場所RPG」。

美術用語である「悪い場所」をキーとして、アートに興味ある人向けにTRPGを知ってもらうきっかけになればと創られたニッチなTRPGでしたが、ネット上でも取り上げられたことをきっかけに「TRPGとは」「国産TRPGの歴史とは」という大きな議論にまで広がりました。

しかし、活発化した議論の一方で、その端緒となった作品を実際に読んだ方は少なかったのではないでしょうか。TRPG every dayでは、制作サークル「打算とも名誉とも無縁なもの」さんの許可を受けて、その作品を全ページ公開できることとなりました。

『悪くない場所RPG』データ(PDF:6.91Mb)

単純にTRPG同人誌として楽しむもよし、「これってTRPGなのか。TRPGでないなら何が足りないんだろう」と考えるもよし。とても変わった作品だからこそ皆さんが新しい着想を得るきっかけになるかも知れません。ぜひ一度ご覧いただければと思います。

また、制作サークルの代表・遠野よあけさんと、ブルーフォレスト物語をはじめ数々の商業TRPGを手掛けてきた伏見健二さんの対談記事も公開中です。作品だけでは分からない背景や狙いの他、TRPG世代論や美術論など、話題が多岐にわたる興味深い内容を伺えました。こちらも、ぜひご覧ください!


TRPGの質問・疑問に答えるチャットを開設しています。お気軽にご参加ください。
TRPG チャット

記事が面白かったときに拡散していただけると、これからのモチベーションに繋がります!