コミックマーケットでTRPGシステム「迷宮キングダム」の同人誌も頒布するサークル「T-Dice」様が、元々頒布する予定だったリプレイの一編を公開する場所としてTRPG every dayを選んでくださいました!

全三記事構成の大ボリューム! 迷宮キングダムをあそんだ事のある方も、無い方も、楽しげなセッションの風景に触れてみませんか!! 元々同人誌にまとめる予定だったものですので、リプレイ執筆に興味がある方などにも参考になるのではないでしょうか! 彼らのその後もまとめられた頒布本も要チェックですね!!

TRPG every day マスコットキャラクター

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皆さん初めまして。T-Dice(ティンダロス)という同人TRPGサークルをやっております、さいとうと申します。
この度はTRPG every dayさんの場をお借りして、迷宮キングダムのリプレイを掲載させていただくことになりました。

T-Dice Blog

今回のリプレイは当初、2014年の冬に行われたコミックマーケットC87において同人誌として頒布を考えていたものです。
しかし、昨年冬のコミックマーケットにおいてT-Diceは落選。頒布の機会を無くしたこのリプレイは原稿ごとしばらく放置されていました。

時は流れて約半年、今年8月に行われるコミックマーケットC88においてT-Diceはこのリプレイを含むキャンペーンの集大成となる本を頒布することが決まりました。
そのため、放置されていたリプレイに日の目が当たり、「せっかくなので無料で公開してしまおう!」「お試しとして読んでもらおう!」ということに相成りました。

このリプレイを含むキャンペーンは全3話構成で成り立っています。
今回掲載させていただくリプレイは、その真ん中に当たる「第2回目」のセッションをリプレイにしたものです。

……普通なら「真ん中だけ公開するなんて何事だ!」という話になるのですが、そこはすこし事情が違います。
「第2回目」のセッションではありますが、時系列順に並べた時には少し順番が変わり、「一番昔」の話となるのです。

一体どういうことなのか?

種明かしをすると、実は第1回目のセッション、「第1話」においてPCは手痛い失敗をしてしまったのです。
このままではセッションを続ける、ましてキャンペーンを続けることは難しい状態となってしまった彼らに浮かんだ妙案。
それが「過去からの支援を貰う」ことでした。

今回のリプレイは、第1回目のセッションから遡ること5年前。
まだレベルも低く、駆け出しの頃のPCたちが「自分たちは知り得ない、しかし決まっている未来を救うため」に仕組まれたミッションに挑戦することになります。

果たして彼らは目の前のミッションをこなし、無事に自分たちの国に戻ってくることが出来るのか。
そして、未来の自分たちを救うことが出来るのか。
そんなちょっと特殊な「第0話」とでも言うべき状況のリプレイとなっていることを頭の隅に入れておいて頂けると、リプレイをより楽しめるのではないかと思います。

また、少し宣伝をさせていただきますと、
第1回目のセッションである「第1話 足元注意と冬篭り」と、このリプレイの後に続く第3回目のセッションである「第2話 大迷宮温泉物語」をそれぞれ同人誌として頒布しています。
少しでも興味を持って頂けた方はT-Diceが参加する同人イベントや各同人ショップなどでご購入いただければありがたく思います。

【はじまりのはじまり】

――とある初秋の日。

A:キャンペーンを続けるためにセッションをするのはいいんですが、これどうするんですか?

B:どうしようかねぇ。

彼らの目の前にあるのは1冊のリプレイ本。
レベル3のランドメーカー3人が意気揚々と出発し――色々あってひとりは迷宮の中で気絶、残りのふたりも王国に逃げ帰るのが精一杯という結末がまとめられた同人サークルT-Diceのリプレイ、「足下注意と冬篭もり」という本である。

A:リプレイを作るのはいいんですけど、この続きを作るとなると相当難しいですよ。

B:うーん……。

A:希望なし、民の声も少ない、宮廷メンバーはふたり。そして3サイクル以内に国王のHPを回復させないと死んじゃうし。

B:回復させるっていったって、相当な量を回復させなきゃいけないんじゃなかったっけ?

A:そうですね。具体的には15点ほど回復させたいところです。このシステムが使う主なダイスはD6ですけど。

B:満身創痍で国に帰ってみたら国土の半分が焼け野原、ついでにシナリオクエストを失敗にすると維持費が払えなくて国が崩壊・消滅するから嫌でも再挑戦するしかない、と。どうしようもないなこれ。

A:そこをなんとかするのが今回のあなたの仕事です。どうするんですか?

B:うーん……。

数分の沈黙の後、彼が切り出した案。
誰もが耳を疑い、思わず聴き返すほどに珍妙な案。
そして今回の物語の、はじまりのはじまり。

B:これさ、迷宮キングダムリプレイの1話目がこういう結末だったわけじゃない。

A:はい、そうですね。

B:次回作をこのまま続けるのは多少無理があるでしょ?

A:多少どころじゃなく無理があると思います。というかぶっちゃけ無理だと思います。

B:いい案がある。これの前日譚を書けばいいんだよ。

A:…………はい?

B:レベル3の宮廷になる前にはレベル1の頃があったわけだ。その頃、別のランドメーカーひとりが実は国外に旅に出ていたとすれば?

A:……偶然にも第1話の終わり、第2話が始まる直前に帰国してきてもおかしくはない。そういうことですか。

B:その通り!

A:それ許されるんですか? というか前日譚ってそんなに積極的にメインストーリーに関わってくるものでしたっけ!?

B:続けばいいんだよ! これでいくぞ!

そんなこんなで動き出した今回のリプレイ。
果たしてどんな結末を迎えるのか――


迷宮キングダムリプレイ Vol.0
「旅立ちの時」

【いつものやりとり】

中犬→GM:まずは確認しなければいけないところから確認していきましょう。

全員:はーい。

GM:前回のリプレイでは色気を出した3レベルの宮廷をやった結果が散々たるものだったので今回は初心に返って……初心者のように……純粋に……順当に迷キンを遊びますよ。

カゲシタ:初心者です!

李奇人:初心者プレイをすればいいわけだね?

GM:それもそれで困るんだけど。

李奇人:あ、GM。質問です。

GM:はいはい。

李奇人:新王国ブックの帯に書いてある「大人気テーブルトークRPG迷宮キングダム基本ルールブックが装いも新たに新登場! エラッタも修正済み!」って書いてあるんですけど……。

カゲシタ:(笑)

姫:書いてあるんですけどー?

GM:……ハイ。

李奇人:私が持ってるルールブックが5刷なんですけどこの「エラッタも修正済み」は4刷当初のことなんですかね?(笑)

姫:そもそも「エラッタ」って公式出してねーじゃん!

GM:これ以上いけない

カゲシタ:カットカット。編集点だ。

【事前の確認】

GM:では改めて。今回は第1話と第2話を橋渡しするためのシナリオなのでレギュレーションがちょっと特殊です。

姫→イース:前回の業(カルマ)を回収するためにね。

GM:舞台は第1話から5年前、皆さんがレベル1で駆け出しのランドメーカーだったころの話です。

李奇人→ダスク:PCはどうする?

GM:えー、キャンペーンとしては2話目なんですが、イースとオルガノはレベルを1に下げた状態で使ってもらうことになります。

李奇人:イースとオルガノはいいんだよ。問題は私のPCのバンブー。

GM:バンブーさんは諸事情があって今回使えません。なので李奇人さんには新規キャラクターを作ってもらいます。

カゲシタ→オルガノ:転職はしていいの?

GM:それぞれ1回転職してることにしていいですよ。その他王国環境に関してですが、前回の初期作成から成長させた分を抜いたものになります。

ダスク:はいはい。

GM:なので…貴族がいて王国に牧場が2つ、そこに金魚がいるのと別の領土があるところからですかね。

イース:そうね。

GM:王国環境はどうします?

ダスク:楽器がほしいけど……無理だねぇ。

オルガノ:無理だねぇ。

ダスク:無難なところで【生活】でいいんじゃないかな

イース:そうだね

GM:【生活】2【文化】1【治安】1【軍事】1ですね。

全員:はい。


和気藹々とキャラクターを作り始める面々。

ダスク:初期ジョブをダイスで振った結果全員盗賊でした。

GM:(笑)

イース:なんだこれ(笑)

GM:この国全員盗賊なんじゃないの?

そして数十分後、全員のキャラクターが出揃った。

GM:さて、作り終わりましたかね。

全員:はい。

GM:ではキャラクターの紹介をお願いします。

イース:はい。「柔よく剛を制す」イースです。14歳のキャピキャピの女の子です。

ダスク:え?

イース:14歳は若いだろー!? 新しく建ったばかりのこの国の神官になることを目指して、日夜トウモロコシで作った菓子を焼きながら修行に励むかわいい女の子です。

GM:何を言ってるんだ……。

オルガノ:クッキークリッカーかな?

イース:私は「空飛ぶとんがりコーン教」の神官なので何かある度にトウモロコシを円錐型に焼いたお菓子を振る舞わなければいけないんですよ。

ダスク:空飛ぶドーナツっていうモンスターいるんだから空飛ぶとんがりコーンがいてもおかしくないよね?

GM:いつか我々の本に出てくると思う。

イース:ジョブは盗賊から転職して亭主です。こんなところかな。

オルガノ:「臑に傷持つ」オルガノ。24歳、女性です。ジョブは忍者から盗賊に。

GM:鉄板だなぁ。

オルガノ:5年後、第1話の頃には秋○原の駅前で旅行客相手に絵を売る仕事をするんですが、この頃はまだやってないですね。

イース:はぁ……。

オルガノ:今は我々の王国に【楽器】がないのでロックバンドをやりたいと思っています。「ロックスミス」っていう名前で【神の指(職)】を使って罠を解除するような。

イース:(笑)

ダスク:よし、おまえは一度怒られろ(笑)

オルガノ:Lock’n’Roll.

GM:では最後に新キャラですね。

ダスク:「七人の敵がいる」ダスクです。15歳の男性騎士ですね。ジョブは盗賊から武人になりました。昔はバンブーの父親と仲の良い別の盗賊団の頭領跡継ぎだったんですが、小さいときにその一族が死霊の襲撃を受けて滅ぼされました。その中の唯一の生き残りですね。

GM:ほうほう。

ダスク:多分公式リプレイに出てきたあの国ですね。

イース:そういうことか……。

ダスク:将来的にあの国にイエローサブマリンを突っ込ませたのは私です。

オルガノ:詳しくは公式リプレイ「戦禍の五芒星」を見てね!

GM:そしてちょっとしたプレゼント。皆さんにこのシナリオ限定で医者の逸材をあげます。

イース:おっ。

GM:かなり高齢のおじいちゃんで、「カルネアデスの父」シリングという名前です。バンブーの父が王位についていた頃から仕えている重鎮ですね。

ダスク:医者としての腕も良いと。

GM:そうですね。

オルガノ:いいものをもらった。

GM:ではそんな感じでセッションを開始していきますか。よろしくお願いします!

全員:よろしくお願いしまーす!

【オープニング】

GM:まず今回のシナリオの概要から説明します。皆さんは昔盗賊団をやっていました。具体的にはバンブーの父親が盗賊団の頭領で、いい土地があったので腰を据えて国を作ったという感じですかね。

ダスク:ふむ。

GM:ランドメーカーの血筋であるバンブーの家族とは別にイース、オルガノというランドメーカーがふたりいたんですね。

オルガノ:なるほど。

GM:そんな経緯でできたのが皆さんの王国、「統一冒険合衆国」ですね。どことなく海辺のイメージが(笑)

イース:盗賊団がつけそうな名前だ(笑)

ダスク:夏には一大行事を開くんでしょ(笑)

GM:そんな王国でしたが、国の運営が軌道に乗ってきたあたりでバンブーの父親は亡くなります。若い頃の無茶がたたったのか比較的若年での崩御ですね。

李奇人/バンブー:「親父ー!」

GM:その結果バンブーが家督を継ぐことになりました。しかしこの当時バンブーはまだ幼く、8歳だったんですね。

イース:あー。

GM:なので当時14歳のイース、24歳のオルガノ、そして15歳の騎士ダスクという周りの人たちが協力してバンブーを支えていたという形ですね。

ダスク:なるほど。

GM:今回の舞台もバンブーが家督を継いですぐになります。

オルガノ:了解です。

GM:先代の国葬や引継でゴタゴタとしていたんですが、ようやく一段落して落ち着いた頃、バンブーが突然倒れます。

イース:あら。

GM:倒れた当初は親が倒れたショックや国王としてのプレッシャーなどの過労だと思われていたんですが、倒れてからしばらく経っても目を覚ます気配がありませんね。

ダスク:んー?

オルガノ:「国王様、大丈夫ですか?」

GM:呼びかけにもうんうん唸るだけです。さらに40度近い高熱が出て、さすがに不穏な空気を感じ取ったシリングは皆さんを呼び集めます。

イース:「いかがなさいました、シリング様」

オルガノ:「国王様は大丈夫でしょうか?」

GM/シリング:「うむ……国王様の様子を見ていたのじゃが、これは簡単な話ではすまないかもしれん」

イース:「何か心当たりがあるのでしょうか?」

GM/シリング:ちょっと遠くを見るようにして言いますね。「儂も聞いたことがある程度で実際に出会ったことはないのだが……“ザイツボンベ症候群”というものかもしれん」

ダスク:「……なんだって?」

イース:「名前から全く想像が付きませんが……それは一体どのような病気なのですか?」

GM/シリング:「これはウィルス性のものだと聞いておるのじゃが……しばらくの潜伏期間の後、急な高熱が続きうなされ続けるというものでな」と重々しく。

オルガノ:「周囲への伝染の危険性等はないのですか?」

GM/シリング:「空気感染はないと聞いておる。周囲への感染は大丈夫だと思うがいかんせん症例が少なすぎてのう」

ダスク:「何か良い対処法はないものなのかね」

GM/シリング:ちょっと考え込んだ後に言いづらそうに語りかけるね。「ないことはないんじゃが……少々特殊なものが必要でな」

イース:「特殊といいますと?」

オルガノ:漢方みたいなものかな。

GM/シリング:「少々手に入りにくいキノコが必要でな」

ダスク:……【茸ドラゴン】じゃねーの?(笑)

GM:メタ読みをするんじゃない!(笑)

イース:特定早い!(笑)

GM:まあ本当にザイツボンベ症候群だとしたらかなり危ないというか時間を無駄にしてられないですね。その他に、ザイツボンベ症候群による高熱を発症してから5日以内にほぼ全ての人間が亡くなっていることを教えてくれます。

イース:「シリング殿、それは本当ですか? もし本当なら……」

GM/シリング:「儂も確証を持って言えるわけではないが、もし本当なら一刻を争う事態となる。今もそのキノコの生育地を調べさせてはいるのだがな……」と頭をガリガリ掻きながら。

オルガノ:キノコがどこにあるのかもわかってないのか。

GM:ちなみにキノコの名前は“スティックストック茸”。

ダスク:スティックス……なに?

オルガノ:スティックストック茸?

イース:また珍妙な名前を。

ダスク:「シリング様」

GM/シリング:「なんじゃ?」

ダスク:「3回早口で言ってみてください」

全員:(笑)

GM/シリング:「なんでそんなこと儂が言わなきゃならんのじゃ」と軽く諫めつつ。「今はふざけてる時間ももったいないのでの」

オルガノ:割り込みで【攪乱】を使います。「シリング様、言った方がいいですよ?」

イース:何を言ってるんだ(笑)

GM:そんなことを言ってると扉が開いて、配下が飛び込むように走ってきますね。「シリング様、ステク……スティッ……例のキノコの場所がつかめました!」

イース:「それは本当ですか? いったいどこに?」

GM/配下:「ここから少し離れたところに小さな森がありまして、そちらの方で目撃情報がありました!」

ダスク:「よし、一刻も早くその森へ行くか」

GM/配下:「お待ちください。その森についてなのですが森の周辺はかなり評判が悪く、危険が高いと言われております」

ダスク:「君たちはその森を調査したのではないのですか?」

GM/配下:「いえ、とても我々では森の中まで踏み込めず……」

オルガノ:近くに村か何かあったのかな。

GM:近隣のマップで情報収集してたら森の情報を手に入れたんだけど、あたりに瘴気をまき散らす森にはとても突入できず帰ってきた感じですね。

イース:今は行けなくても結局情報収集では突っ込まされるんだけどなぁ(笑)

ダスク:そしたらその配下の肩を叩きつつこう言おう。「よく戻ってきた。このような功績を積み上げていけば君もきっと逸材になれるだろう」

イース:NPCを雰囲気で逸材にするの好きだよね(笑)

GM/シリング:「とにかく。すまないがその森の調査をしてきてはもらえないだろうか」

イース:「こうしている間にも王様の容態が変わってはいけません。一刻も早くキノコを見つけだしてきましょう」

GM:シリングは「うむ。頼んだぞ」といいつつ、一冊の書物を取り出してスティックストック茸がどんなものなのか皆さんに見せますね。

ダスク:ほう。

GM:簡単に言うとぼんやり光るエノキダケみたいなものです。傘が小さくて白く細長いですね。

ダスク:食べるとずっとダッシュできそうな感じ?

GM:そんなことはないけど(笑)

イース:なんか身体に悪そう。

GM:まあそんなイメージということで。何もなければ王国フェイズ入りますよ。

【王国フェイズ】

GM:さて、王国フェイズです。

ダスク:まずは編成会議。《配下》何人ほしいですか?

イース:国民は今何人いるの?

オルガノ:国民50人、ランドメーカー4人、逸材2人で57人かな。

イース:私はスキル的には《配下》使わないんだけど13人欲しいかなあ。

オルガノ:11人で申請。

ダスク:私は1人だと少ないので3人連れて行こう。

GM:大盤振る舞いだね。

ダスク:国には27人残る形かな。続いて予算会議。

オルガノ:まずは【弁当】をもらおう。

イース:あ、誰も食料持ってないのか(笑)

オルガノ:食料なんか盗めばいいじゃないっていう盗賊精神が(笑)

GM:では続いてそれぞれの行動をどうぞ。

オルガノ:情報収集行ってきます! 配下がっつり持って行くか。

ダスク:見れるところは見ておきたいね。

オルガノ:じゃあ《配下》9人と【使い魔】を連れて行きます。(コロコロ)判定は成功。

GM:C2は入り口です。エネミー3、トラップが2ですね。道がB2とB3に繋がっています。

オルガノ:B3に進みます。(コロコロ)まだ余裕あるね。

GM:B3はエネミーなし、トラップ1。道がA2とC2に繋がってます。

ダスク:A2が支配者戦だろ?

オルガノ:そうだといいけどなー。A2に進みます。(コロコロ)成功。

GM:そこはエネミー3、トラップ2です。道はB2とB3に。

オルガノ:戻るのか。B2に行きます。(コロコロ)問題なく成功。

GM:そこはエネミーなし、トラップ2で道がC2とA2に繋がってます。

イース:一周したね。部屋数4か。

ダスク:今開けられる場所は全部空いたからあとは行ってみないとわからないか。

オルガノ:「怪我をした者はシリング様に診てもらいなさい。君たちはきっと逸材になれるだろう」と慰労を。

ダスク:私は散策します。(コロコロ)「旅の商人に出会い、昨今の相場を聞く」。最近の売れ時アイテムなんかを聞きましょう。

イース:私は文化散策で。(コロコロ)3番。

GM:「民が祭りの準備を進めている」。収支報告時の民の声によって維持費が変わりますね。

イース:これは維持費が高騰しそうな予感がする……。

オルガノ:国民は王様が治ると疑ってないからもう祭りの準備始めてるのか(笑)

GM:随分せっかちな国民だよね(笑)

ダスク:せっかちというか何も考えてない(笑)

オルガノ/国民:「ランドメーカー様ならやってくれるよ!」

イース:「安心してください、きっとキノコを取って戻ってきますよ!」と言いつつ乾いた笑いしかできない(笑)

GM:では全員行動終了したので出発ですかね。出発前にシリングが皆さんの元にやってきますね。

イース:「シリング様、何かありましたか?」

GM/シリング:「大事なことを伝えておかなくてはいけない。バンブー様の容態からみて長くてもあと5日が山だ。それ以内に何とか頼む」

ダスク:「わかりました。お任せください」

GM:具体的に言うと最大5ターンの間に帰ってこないとまずいことになります。

ダスク:5ターンか。了解です。

GM:ではそんな感じで一回区切りますね。

次回へ続く。

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