皆さまTRPGシナリオ作成にはどのようなツールを利用しておりますでしょうか。私はテキストファイルに適当にぱちぽち打っていたりします。色々なテキストエディタがあるとは思いますが、今回twitterから知った「iEdit」はTRPGのシナリオ作成にとても便利そうですよ! 使い方も合わせて軽く紹介します。ちなみにwindows用のソフトです。他の環境でも似たようなソフトはあるかと思いますのでご利用ください。
iEditというソフトでTRPGのシナリオを書いたらとても便利。フローとテキストを同時に書けます。http://t.co/vVkPNqCCap pic.twitter.com/05hiw6rDMM
— 6月屋 (@6gatsuya) 2014, 6月 6
実際にTRPGシナリオ作るとこういう感じになるそうです。全体図が見れてなんとも見通しが良さそうです。選択肢による分岐や、判定の成否によるルート分岐などを簡単に管理できるのは大変便利ですね。
アイデアプロセッサー
iEditはアイデアプロセッサーです。頭の中のイメージを具体的に文章に落とすことに特化した文章作成ソフトで、複雑な構成をしているシナリオでもスムーズに形にする事が出来るようになっています。
一つ一つの章を入れ子にして組んでいくことができ、「ノード」という形で表しつつその繋がりをネットワーク図という形に閲覧する事ができます。言葉にしてもピンときませんよね。実際に使い方を説明していきますよ。
章の作成、導入から最初の選択肢まで
新しいテキストを作成するとこのような画面になります。
左上の水色の部分、「アウトラインビュー」に「主題」という項目が一つあるかと思います。これはこのテキストのタイトル部分、全体の概要となる最初の導入章になります。これを右クリックし、「ラベルの編集」をクリックしてタイトルでも入力しましょう。
すると右上の黄色部分「ネットワークビュー」の内容も変わりました。こういう風に、「アウトラインビュー」と「ネットワークビュー」は章同士の関係を別々の視点から表示しています。
さて、もう一度章を右クリックし「下のレベルに追加」をクリックします。
するとこのように新しい章が追加されます。
コレを繰り返してシナリオ全体を構築していきましょう。
ノードのスタイルを変更する
ちなみに「ネットワークビュー」上のそれぞれの章を表す「ノード」ですが、色々なスタイルに変更する事が出来ます。
やり方は簡単で、スタイルを変更したいノードをダブルクリックすると、設定画面を開くことができます。
ノードは一行文字列だけではなく、複数行入力できるようになる設定があったりします。自分の見やすい形に変更していきましょう。
ノード同士をリンクで繋げる
さて、これだけだとノード同士がどのように繋がっていくのか分かりづらいですね。そういうわけで「リンク」を繋げていきましょう。
エディタ上部にある矢印付きの線アイコンをクリックします。後は繋げたいノード同士をマウスでドラッグするだけ。とても直感的で分かりやすいです。
分岐を繰り返していくようなシナリオだと、こうやって見渡せるだけで思考が整理されていくような気がしますし、シナリオ自体の統合性を取りやすくてとても楽です。
そのノードからどのようなリンクが伸びているのかは、左下にある「リンクビュー」から確認できるようになっています。便利ですね。ノードへのリンク以外にも、URLやファイルへのリンクもできるので色々な使い道ができそうです。
また、リンクの線部分をドラッグすると線をカーブした物にできるようになります。
ノードに内容を書き込む
特に説明する必要もありませんが、右下の「テキストビュー」にはそのノードに内容を書き込むことができます。
それぞれのノードに集中できるので、「あっちの選択肢の分はもう記述したっけ?」「今どこのルートをやってるんだっけ?」といったような混乱を抑える事ができますよ。
とても便利ですね!
出力する
作ったデータはテキストやhtml形式で出力することが出来ちゃいます。これで人に見せるのも簡単ですね。
上部メニューから「ツール>エクスポート」で選択肢が出るので、好きな形式で保存しましょう。お勧めはhtml形式です。
このように設定するとネットワークやテキストを全て出力してくれます。
見た目はこんな感じですね。ノード毎の記述が一つのテキストとして閲覧でき、さらにはネットワークビューのノードもそれぞれリンクとなっていて、一瞬でその記述へと飛ぶ事ができます。うーむ便利!
こんな使い方も良いよ
さて、iEditの使い方を一通り説明しましたが、パっと思いつく利用方法をご紹介です。
まずは町です。それぞれの線で結ばれているのは道で、このルートでそれぞれの場所へと移動する事が出来ます。それぞれの建物ではイベントなり、利用できるサービスの記述が書かれています。
さらには井戸からは地下ダンジョンへと一方通行ですが行く事ができます。
井戸の下にはこのようなダンジョンが広がっており、ぐるぐるとループする道や罠が待ち構えているのです。
アイデア次第で色々できそうなiEdit、是非とも活用してくださいね!!
今回作った適当な町+ダンジョンのファイルをアップしておきます。参考にしてくださいね!
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