はじめに
どどんとふには大量のダイスボットが導入されております。これによってほとんどのTRPGシステムが楽しく遊べるわけですね。ありがたいことです。
ただ、ちょっとした判定や、オリジナルのイベント表を導入したい。そんなときってありますよね。ありませんか? 私はしょっちゅうです。
そんなわけで「わたしのかんがえたさいきょうのだいすろーるひょう」を導入しましょう。
ダイスボット表を追加する
ダイスボット表はチャット欄の「紙と歯車」のアイコンをクリックすることで設定することが出来ます。
すでにいくつか設定されていますが、初期だとなにも無い状態となっているかと思います。
「新規作成」をクリックします。
このような画面に入ります。
「コマンド名」はこの表が発動されるコマンドを設定します。例えば「FW」と設定すれば、実際のチャット欄で「fw」または「FW」と発言すればここで設定したダイスボット表が発動します。
「ダイス」は振られるダイス設定です。「1d6」なら六面体、「1D8」なら八面体ですね。ここらへんはどどんとふを普段から利用していればわかると思います。
「表タイトル」はこの表のタイトルですが、チャット欄にも「(8)表タイトル→結果」と表示されるのでわかりやすい名前にしましょう。
それでは実際に設定するまえに、「サンプル表示」をクリックしてください。
このように記入例が表示されます。とても親切です。
これで「追加作成」を一度押してみます。
問題なく追加されました。
この状態でチャット欄にて「sample」と発言してみます。
しっかりと動作していることがわかりますね。
ダイスボット表を編集する
それではこれからsampleを編集して自分好みに変更しましょう。
ダイスボット表の「sample」を選択して「変更」ボタンを押します。
2~12の数字と内容が書かれていますね。2d6では「1」の出目が出る事はありえないので省かれているわけです。
「数字:内容」だけなのでもう簡単ですね。あ、「:」は半角英文字ですよ。きをつけてください。
追記→「:」は全角でも自動で半角に変更されるようです。竹流さんわざわざどうもありがとうございます!
ダイスを「1d4」に変更して内容も四つにしました。
「変更」ボタンを押してこの編集を確定させます。
振られたのは四面ダイス、結果もちゃんと変更されたものになっているのがわかります。
あとはd66でも1d100でも、好きな表を入れ込んで振って遊ぶだけですね! とっても簡単です。
二行、三行にまたがる結果を設定する
ダイスボット表を作成するときには決まりがあり、一つの結果は一行にまとめないといけない、というものがあります。
なので
[code]
1:testtest
またがりtest
[/code]
といった内容は設定ミスとしてエラーが出てしまいます。
方法はいくつかあります。
1、「。」を使う
文章を「。」で区切るようにすると結果に出力されるときに折り返してくれるようになります。
ただ、これだと「。」が入る事はもちろん、チャット欄に表示される文字列は改行されません。
2、nを使う
12/6/2にリリースされたどどんとふ最新バージョン「Ver.1.41.10」にて、ダイスボット表に「改行コード」が利用できるようになりました。
改行コードとは、文章がどこで改行されるかを表すコードで、プログラムなんかする人は結構目にします。まあワープロソフトでよくある改行を示す「折れ曲がった矢印」のようなものだとイメージしてください。
これを利用すると、チャット欄の結果も改行されるようになります。
こんな感じです。「n」が改行を示す文字列です。どどんとふでは円マークではなくスラッシュの左右反対バージョンになりますが問題ありません。
しっかりと改行されています!
表現の幅が広がる気がしませんか。AAとかAAとかAAとか・・・・。
それでは、自分の好みのダイスボット表を作って楽しいどどんとふライフを満喫してくださいね!!
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